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社会保険労務士「テラ先生」のハンズフリー・トーク
社労士「テラ先生」の業務外日誌。週末は、プジョーなどのクルマの話題です!
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退職後の自殺も、労災認定?
労災は、業務上でのケガや病気の場合、認定されます・・・。
 仕事中のケガであれば、業務上とわかりやすいが、
 病気となると原因は特定しにくい。
 たとえば「腰痛」などが業務上なのか、私傷病なのか、むずかしいところです。

ところが最近は、
 「脳卒中」などの病気も、過労による業務上と認定されるケースも多い。
 「うつ病」など精神的な疾患も、激務や、仕事中のいじめや、業務のノルマによる業務上と認定される場合もある。
 「自殺」についても同様なのです。 業務上と認められることがあるのです。

今回は、
 「退職後の自殺」に関しても、業務上という判断がされたのです。
激務でうつ状態になって退職した保育士。
 その後、就職活動をしていたようなのですが、約1カ月後に自殺したのです。
 心情的に、この事件に関しては、給付がおりてよかった、と言う気はします。

しかし、
 業務上と言うことは、業務に起因すると言うこと。
 経営者の立場から考えたらどうなのでしょうか?
 「その様な業務をさせていた」、「安全配慮に欠けていた」として、民事上で使用者の責任を追求されることになるでしょう。

「通勤時の災害」も労災で給付がされますが、
 使用者に責任はありません。
 そもそも、通勤は、私的行為なのです。
 おもに労働者側の要望だったと思いますが、労災で給付するようになったのです。
 したがって、給付の種類や、額は同じでも、業務上災害とはまったくべつの名称で給付がされるようになっているのです。

「業務上」なのか、「業務外」なのか、
 10か、0かの判断しかないわけで、
 ところが、脳卒中や、自殺の原因は、完全に10:0とは限らないはず。
 労災の給付と、使用者の責任を分けて考える制度(法律)が、必要になってくるのかもしれません・・・。

(毎日新聞)<労災>退職後の自殺を認定、保育士遺族が勝訴 東京地裁 
コメント
この記事へのコメント
難しい・・・
こういった精神的な病気に関して労災と判定されると、企業側は採用や配置に異常なほど神経を使わなければなりませんね。
同じ仕事をやっていて、ある人は元気にバリバリ、ある人は仕事が辛いと根を上げるということはしばしばあることです。
2006/09/14(木) 08:27:22 | URL | SH #-[ 編集]
SHさん、こんばんは!
そうなんですよね~

 風邪を引かないように体を鍛えるとか、
 夜更かししてネットばかりやって、頭がぼけないようにするとか、個人の自己管理の問題ですよね。
 会社が健康管理しなかったから、とかいう話になっては大変です!
(^^;)
2006/09/15(金) 00:45:38 | URL | テラ #nMGarW5U[ 編集]
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