社会保険労務士「テラ先生」のハンズフリー・トーク
社労士「テラ先生」の業務外日誌。週末は、プジョーなどのクルマの話題です!
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「大田区、踏切事故」~あまりに安易な想定のプログラム!~
開かずの踏切でまた、事故が起きました。

前回の「足立」の踏切事故は、
 機械では、安全が十分に確保されてしまい、開かなくなるので、人の判断で、手動で踏切を開けていて起きた事故だといえます。

今回の「大田」の踏切事故は、
 機械が自動で判断し、その判断が、あまりに甘い想定のもと作成されていた、と言うところに原因があるのではないでしょうか?
↓↓↓続きを読む
報道によりますと、
 1)踏切の警報機が、30分以上鳴り続けた場合
 2)故障の可能性があると自動で判断し
 3)表示板に「こしょう」と表示する仕組みになっていて
 4)事故当時もこの表示が出ていた
   というのです。

日常の身の回りの製品にも、
 あらゆるモノに、マイコンなどが組み込まれており、一定条件により、自動的に判断し、作動するようなプログラムが組みこまれていることでしょう。

ところが、
 30分以上踏切警報が、鳴り続けた場合、「こしょう」と表示する、という仕様は、あまりにも甘い想定で、プログラムが組まれているとしか、言いようがありません。
 プログラマーの、よけいな親切ともいえる仕様ではないでしょうか?

すぐ思い出されるのは、
 先日の関東での、「震度5」の地震です。
 都内のエレベーターの多くは、
 1)震度5以上の揺れを感知すると、
 2)安全のためにエレベーターが停止するように、
   プログラムが組まれており
 3)揺れが収まった後も、作業員が安全点検をしないと、
   安全が確保されないかもしれないので
 4)作業員以外、停止を解除出来ないように
   プログラムが組まれていたわけです。

ところが、当然地震ですから、
 都内で、同時に、多くのエレベーターが、停止してしまい、
 しかし、それを復旧させるだけの作業員がいないものだから、かなり長い時間、閉じこめられたままになった人がいたようです。

ここで、問題にしたいのは、
 作業員の数が足りない、ということではなく
 そういったプログラミングの仕様が、防災などの専門家が設計したモノではなく、ソフトウエアの技術者の判断で、そういう仕様が設計されている様な気がしてならないのです。

ソフトウエアのプログラマーの仕事の醍醐味は、
 自分が机上のコンピュータに入力して、作成したモノが、現実に動きだすことに、喜びを感じているのだと思います。
 その動き(仕様)には、プログラマーの意見が多分に含まれており、
 その動き(仕様)の設計を、防災とか、交通とかの専門家が、主導していないような気がするのです。

なぜなら、ソフトウエアの作成は、
 その進捗状況も、ソフトウエアの技術者でない人が見ても、全くわからないからです。
 建築物の製造であれば、目に見えて進捗状況がわかりますから、他の人が、口出しし易いですけど、ソフトウエアは、完成するまで、口出ししにくい感じがするのです。

昔の時代の話になりますが、
 筆者は、昭和61年頃から、コンピュータを使って仕事をしております。
 当時市販のソフトウエアを使用していると、
 なんと4月1日に、画面に、「コンピュータが、爆発します。避難してください!!」みたいなメッセージが表示されるソフトがあったんですよ。
 当然、製造メーカーもそんな仕様は、把握しておらず、1人のプログラマーの、あまりに幼稚な、茶目っ気で、そんな仕様を組み込んでしまった様なのです。

身近な多くの製品にも、
 プログラマーのよけいな親切みたいな、プログラミングが、されているかもしれません。

ソフトウエアは、時として、人の命も左右するモノなのです。
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コメント
この記事へのコメント
一プログラマとして
久しぶりにコメントさせていただきます。yamautinoでございます。

まず「プログラマ」という役柄についてですが、これは例えば大工さんであったり、職工さんであったりといったものと同じで、設計に従ってものを実際に作り上げるのが仕事です。

ですから基本的に、プログラマが設計に関わることはありませし、動きにプログラマの意見が多分に含まれるということはありません。これは仕事の規模が大きくなるほど強くなる傾向があります。またプログラマ独自の動作は、仕様に合っていないとしてテストに不合格になります。要するに不良品ということですね。

今回の踏切事故やエレベータの浅はかな仕様ですが、これは確かに防災の専門家が設計したものではないでしょう。しかし、コンピュータソフトウェア技術者の独断で決定したものでは決してありません。

なぜそう言いきれるのか。
それは、これらの事例のような踏切やエレベータといった特定の機械を制御するために作られた、いわゆる「組み込み系」といわれるソフトウェアは、ソフトウェア自体が機械の仕様に強く依存するため、ソフトウェアに独自の仕様を組み込む余地が非常に少なくなると考えられるからです。

「コンピュータが爆発します」なんていうのはあまりにも幼稚すぎて論外ですが、プログラム中に自分勝手なメモ書きを残すようなことをする人がいるのも事実です。

しかし、大多数のソフトウェア技術者は、いい加減な仕事が与える影響を自覚している(はず)です。

引用させていただきますが
『ソフトウエアは、時として、人の命も左右するモノなのです。』

長々と失礼いたしました。
2005/10/13(木) 23:48:07 | URL | yamautino #-[ 編集]
yamautino さん、コメント、ありがとうございます。(^_^;)
yamautino さん、コメント本当に、ありがとうございます。
_(._.)_
 もしかしたら、私の記事で、プログラマーの方に対して、気分を悪くさせてしまったかもしれませんね。
 申し訳ありません。 わたしもまだまだです。

 私が、文中に「プログラマー」と書いた点は、すくなくとも正確には「SE」と呼ばれる職種のことだと思います。

>これらの事例のような踏切やエレベータといった
>特定の機械を制御するために作られた、
>いわゆる「組み込み系」といわれるソフトウェアは、
>ソフトウェア自体が機械の仕様に強く依存するため、
>ソフトウェアに独自の仕様を組み込む余地が非常に少なくなると考えられるからです。

ソフトウェアには、パッケージで販売されているソフトもありますし、
銀行のオンラインシステムのような、事務系、業務系と呼ばれるソフトウェアもあります。
yamautinoさんおっしゃるところの機械「組み込み系」。
わたしは、これを制御系のソフトと読んでいましたが、これらのソフトも、当然、機械(ハードウェア)ではなく、ソフトウエアだと認識しています。

 踏切信号機のソフトも、大手メーカーの機械で、中には、機械部品しか入っていないのかもしれません。
 機械に組み込まれている部品は、ROMとかいう部品になっていて、そのROMには、ソフトウェアが焼き付けされているわけです。

 中に組み込まれているソフトウェアは、規模の小さいソフトですから、下請けの会社が作っている可能性が大です。

 規模の大きいソフトですと、メーカー側の顧客(エンドユーザー)の要望、メーカーの要望書に応じて、SEがソフトウェアを設計し、その時点で、異常処理や、イレギュラー処理も十分に、検討され、設計されてから、プログラマーが、プログラミングしていくと思います。が、
 規模の小さいソフトですと、メーカー側の要望に応じて、SE兼プログラマーの役割で、仕様書も作りながら、ソフトを作ってしまう可能性もあります。

 まあ、大きい建築では、設計図を設計士が、完全に完成させてから、大工さんなどが、それにしたがって、忠実に作っていくと思いますが、
 小さい物置小屋の様な建設にたとえれば、ラフスケッチ程度でで、作り始めて、出来てみたら、大工さんの現場あわせが、多く組み込まれて、完成に至るというようなイメージではないでしょうか?

 30分警報が鳴り続けたら「こしょう」と表示する、などという仕様は、鉄道会社や、メーカーなどの交通の専門家が考えた仕様だとは思えないのです。

 今回の件は、そういった製品を、納入して、取り付けてしまっているのですから、結局は、鉄道側が悪いのかもしれません。
 もちろん、プログラマーの皆さんは、自分の作ったソフトウェアが、世の中に便利さを与えると共に、その責任を十分自覚して仕事をされていると思います。

 今回の踏切信号機の「こしょう」と表示させる動作といい、前回地震でのエレベーターを動かなくさせる動作といい、よかれと、想定して作られたモノが、その状況では、まったく危険な動きをしているのは事実です。

 コンピュータ化されたこの時代に、その辺の緊急時の動きの「善し悪し」を検討する仕組みが世の中に、ないままになっている、ことが問題なのかもしれません。

 いずれにせよ、身の回りには、機械に組み込まれたソフトウェアが、たくさんありますから、地震や火事の緊急事態の時に、それらが、十分に検討されていない、あまりに甘い仕様に基づいた動きをしないことを祈ります。

「ソフトウエアは、時として、人の命も左右するモノ」ですね!?
(^_^;)
2005/10/14(金) 12:28:46 | URL | tera #nMGarW5U[ 編集]
こんばんはー、おじゃまします。
今回の事故についてですが、「こしょう」の表示で人間がどう行動するかの想定が出来ていなかったという点で以下の三者には同様の落ち度があると思います。
制御システムの制作会社、システムの仕様を承認した鉄道会社、法的規制を明確にしていない国土交通省。
おかしいと思うことはどんどん意見を言って改善してもらいましょう。
安全第一の公共交通機関のために。
2005/10/16(日) 22:33:22 | URL | tatsuo #-[ 編集]
tatsuoさん、こんばんは。
tatsuoさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

>以下の三者には同様の落ち度があると思います。
>制御システムの制作会社、
>システムの仕様を承認した鉄道会社、
>法的規制を明確にしていない国土交通省。

 それと、プラスして、「踏切をくぐる人。」の責任って、どうでしょう?
(^_^;)
2005/10/18(火) 19:01:02 | URL | tera #nMGarW5U[ 編集]
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