たとえば、坪8坪の家の、リフォームの予算に1,100万円依頼者が用意している。
依頼者や、番組出演者は、「よその家の様だ。」とか、「まるで新築のようだ。」と言って、いつも大喜びしているのだが、もし8坪の家であれば、総2階建てにしても、のべ床面積16坪なわけです。
木造だと、坪単価50万以下。ハウスメーカーの高級新築住宅だって、坪単価60万~70万も払えばけっこう立派な家が建つはずです。
リフォームの予算 1100万÷16坪=坪単価68万7,500円。
それだけの坪単価を掛ければ、基礎から立派な新築に立て直した方がよいのではないかという根本的な疑問が、解決できないのです。。。
それにしても、今日の匠はきれいだったから、まぁいいか???
そして、番組よく見るとわかるけど、リフォーム代に設計料は入っていません。だから一般人が同じ注文するなら、メーカーの新築の方が安い?
但し、借地など立替えに制限がある場合は仕方がないのかもね。
一時期ブームだった、「大家族」を取り上げたTV番組などの制作側の狙いは、視聴者に「自分の家庭の方がよっぽどマシ。」と認識させる心理をねらっていたそうでした。
私はこの番組や、「近藤○子さんの収納術」などの番組を見る観点は、それに近い心理で見ている様な気がするのですが。。。
純粋なファンの方がいらっしゃったら、ごめんなさい。m(_ _)m
TVを観る度に、同じようなことを
感じてました。以前関連したことをブログに書きましたので、TBさせていただきます。
私の仕事は社会保険労務士ですが、就業制度などの設計は、「家の設計とおなじだなぁ。」と思うときがあります。
(この話は長くなるのでカット・・・)
ニッポンの住宅は、ヨーロッパ風の「家」を真似てきた様ですが、一方で、日本の和室が、外国人に人気になっているって話も聞きました。
おもしろいですね。
また、宜しくお願いいたします。
(^^)/~~~
ビフォーアフター系の番組も特に見るようになりました。
予算的なこともそうですが、
リフォーム後の家に『ウッドデッキ』が結構な回数で付いているのが気になりますね。
別に『ウッドデッキ』なんて…と思うのですが、
あれはスポンサーとかの意向なんだろうかと変に勘ぐってしまいます。
・「流しそうめんが出来る仕組み」が、仕込まれていたり、
・収納されたテーブルが出てきて、バーベキューが出きたり
・ウッドデッキの「植木鉢の台」が、「物干し台」に変わったり、
って、パターンですよね。
あれは、1回使ったら、2度と使わない様な気がします。
それに、物干しと、植木鉢の台を切り替えて使うことはあり得ないですけネ。
あと、「ベンチソファー」ってのもよくでますよね。
ソファーにもなって、収納にもなって、中央に集めれば、座卓テーブルにもなるってやつですけど、、、
・ソファーとしては、座面が高く、背もたれもなく、くつろげず。
・テーブルとしては、足が入らず、食事が出来ず。
・収納としても、大してものが入らない。
っていう、「何にでもなる」は、「何にもならない」ってパターンだなぁ、といつも思います。
(^_^;)